セキスイ瓦U太陽電池取付金具製作⑥
- akinori
- 2021年5月19日
- 読了時間: 2分
みなさんこんにちは。
今日は久しぶりに晴れて外は蒸し暑いですね。
明日からまた雨なのでこれから現場まわりの予定です。
さて前回から取付金具の形状を大きく見直しました。
価格の問題や納期、なるべくシンプルに作りたい部分と
今回は自社設置案件なので少し実験的な意味合いも含め
て再検討しました。

屋根取合いベースをチャンネル形状とし強度を上げました。
屋根と干渉する部分は止水パッキンを介して湾曲座金を取付ます。

上面両サイドの穴は下面のボルト取付の為に開けています。
強度的には十分すぎるほど確保できましたのでもう少し高さを見
直してもよかったのですがあまり低いと加工に問題が生じますので
高さを60㎜に決定しました。
屋根取合いベースと太陽電池用縦ラックはZAM鋼板で考えると
固定用のボルト(ビス)と座金の材質をどうするか難しいところ
ですが、今回は水が流れ難い場所になるので多少電食対策を施し
てSUSとします。
ZAM鋼板は耐蝕性に優れ後から穴あけ加工も可能なので非常に便利
なのですが異種金属との電食と流水腐食に注意が必要です。
流水腐食はZAMに限ったことではないのですが常に水が流れるよう
な状況であればメッキ層が水と共に流れ耐食性が削がれ錆が発生し
ます。
形状が決まりましたのでいよいよ部材を発注します。
次回は完成した部材をお見せできると思います。
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